施工事例
古民家リフォーム
古民家リフォーム
戎柱の交換
比較的大きな日本家屋の最も荷重の掛かる柱を〝大黒柱〟と言い、玄関若しくは座敷に位置します。中でも極めて大きな家屋では〝大黒柱〟と対になるような〝戎柱〟と呼ばれる、〝大黒柱〟に準じる柱を対で設けられてきました。〝戎柱〟は土間や台所側にあることが多く、この古民家も台所土間にあったため、湿気にさらされることが多かったせいか、白蟻の被害に遭っていました。玄関から見えるため梁をジャッキアップしつつ、床から1.2mの位置で切断し〝金輪継ぎ〟と言う伝統的技法によって継ぎました。